もし遺言書を通して臓器提供の意思表示をするのであれば、手続きをする家族たちも納得できるように、付言事項でその想いを記載しておくと良いでしょう。
【例文】
私は以前から皆にも話していた通り、死後に臓器提供することを希望します。家族には私の臓器提供に関する相談に乗ってくれて感謝しています。
私の死後に臓器提供が速やかに行われ、人の役に立てることを切に願っています。
4.まとめ
遺言書の最後に記載する「付言事項」について、今までその存在を知らなかった方も多いのではないでしょうか?
付言事項には上記の例のように、さまざまな活用方法があります。
遺言書を作成しようと思われている方は要望を実現してもらうためにも、付言事項の用途などを正しく理解して記載しておくといいでしょう。