海外積立投資を始めてみたいけれど、リスクについて知っておかなければ心配という方も多いのではないでしょうか?
国内投資にもいくつかのリスクがあるように、海外投資でもリスクは存在します。
知らないでいると損をしてしまう。なんてことにもなりかねません。
そこで今回は海外積立投資を行う際のリスクと、そのリスクを補うための対処方法についてご説明します。
リスクの内容と対策方法の知識をしっかりと理解してから、安心して投資を始めましょう。
1. 海外積立投資のリスク
まずは、リスクについて順番に確認をしていきましょう。
1-1.仲介業者が廃業、業務停止してしまった場合
紹介者が業務を停止してしまったり、仲介業者が倒産、廃業になった場合、どうすればいいのでしょうか。
このような場合、いずれにしてもみなさんの積立資産は守られます。
代理店を通さずに、IFAと直接、契約を交わしたり、別の代理店に業務を委託することで解決します。
1-2.IFAが倒産してしまった場合
他のIFAに契約を運用契約を移管することが可能です。
手続きの手間はかかってしまいますが、このような方法で解決をすることができます。
また万が一、投資をしていた保険会社が倒産してしまった場合は、オフショア地域の金融センターが積立ファンドの90%までを保障してくれる契約になっています。
1-3.ファンドの運用がマイナス続きな場合
基本的に海外積立投資の運用は長期戦です。
最低でも5年以上でみながら判断する必要があるので、少しマイナスが続いていたとしても、長期戦であるということを忘れないでください。
またこちらは後述しますが、積立投資のメリットであるドルコスト平均法を用いることで、きちんとリターンを得ることができます。
2.リスクの対処方法
2-1.倒産リスクの少なそうな会社を選ぶ
前提として、倒産リスクの少なさそうな会社を選択しましょう。
2-2.分散投資を意識する
破綻リスクを減らし、大きな損失を出さないようにするために「分散投資」を意識するようにしましょう。
分散投資とは、わかりやすく言うと、値動きが異なる複数の商品を購入することです。
そして、値下がりリスクを大きくしていきます。
また分散投資をする際は、商品の組み合わせに注意しましょう。
単純に様々な種類の投資商品を組み合わせればよいということではなく、異なった値動きをする商品を組み合わせることで、リスクを軽減させることができます。
2-3.ドルコスト平均法を活用する
これは積立投資をするだけで活用できます。
しくみとしては、毎月同じことを繰り返すことで、価格が安いときにたくさん買うことができるということです。
これにより、毎月一定金額を投資していけば、価格が安いときに多く購入し、平均購入価格が低くなります。
これが「ドルコスト平均法」です。
相場が大きく下がってしまい、反発するタイミングですぐに運用の成績がプラスになる積立投資は大きな損出を防ぎ、投資を長く続けられ、結果的に利益ができるので良いことづくしですね。
3.ローリスクで運用するためには
運用のプロである「IFA(Independent Financial Adviser)」に任せましょう。
IFAとは、金融機関に所属しない、中立の立場で、投資家に代わって運用ファンドを決定してくれます。
そして、分散投資の割合の決定をし、信託銀行に指示を出します。
ですから、投資家自身が運用ファンドを決定しなくても、知識が十分でなくても、海外積立投資をすぐに始められ、その上、ローリスクで運用することができるのです。
4.まとめ
海外積立投資のリスクについて、お分かりいただけましたでしょうか?
大切なのはリスクがあるからといって、心配ばかりをするのではなく、どのような対処方法で回避していけばいいのかを学び、実践していきましょう。
また、それでも心配に思われる方は、運用はプロに任せることをおすすめします。
リスク対策をしっかりと整えて、ローリスク・ハイリターンの投資を目指しましょう。
海外投資・オフショア投資に興味をお持ちの方へ
海外投資・不動産投資・生命保険など、幅広い金融商品を取扱い、「マネーパズル」という独自の手法を用いて、一人ひとりに合った、無駄のないプランを組み立てます。
20代・30代といった若い世代が安心した未来を築くための資産運用をご提案させていただきます。