もしもの時のために!自分の意思を伝える終活ノートの書き方

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終活 ノート 書き方

いざという時のために、自分の意思を遺しておきたいと考えたことはありませんか?

終活ノートは、その上で有効な方法です。
この終活ノートは「エンディングノート」とも呼ばれており、近年では知名度も高くなっています。

終活ノートは遺言のような法的効力がないため、思うまま、自由に書いていいとされています。

しかし、実際にはどういったことを書けばいいのか、どこから書いたらいいのか、迷ってしまう方も多いでしょう。

ここでは、終活ノートとはどのようなものなのかという基礎知識から、何を書けばいいのか、どこから書いたらいいのかなど、書き方についてのポイントをご紹介します。
これから終活ノートの作成を始めようと考えている人は、ぜひとも目を通してください。

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1.終活ノートとは

1-1.終活ノート(エンディングノート)

終活ノートというのは、いざという時に備える目的で、自分にもしものことがあった後のさまざまな処遇について、自分の考えを残しておくノートです。
また終活ノートはエンディングノートとよばれることもあります。

最近ではメディアでも頻繁に紹介されており、終活ノートとして使うための専用ノートが書店でも購入できるようになっているので、ご存じの方も多いでしょう。

終活ノートに書き込む内容の具体的な例としては、相続に関する指示や、葬儀の方法、お墓や供養の仕方などがあげられます。

こうした内容を聞いて、遺言書と同じ書類のように思う人もいるかもしれません。
しかし、遺言書は書かれている内容について法律的な効力があり、終活ノートには効力がないという点が大きく異なります。

1-2.終活ノートと遺言の違い

終活ノートと遺言の具体的な違いは、以下になります。

【遺言書との違い】
遺言書 終活ノート
(エンディングノート)
法的効力 あり(死後に有効) なし
書き方 指定された書き方で書かないと無効になる場合もある 自由に書き進めることができる
費用 自筆証書遺言:数百万円~
公正証書遺言:数万円~
数百円~
内容 財産の分け方など 葬儀・供養の方法
余命宣告の考え方など

終活ノートには法律的な効力がない反面、遺言書のように形式や書き方がはっきりと決められているわけではないので、自分の考えや希望を思ったとおりに伝えられるというメリットがあります。

つまり終活ノートとは、自分の意思をしっかりと伝えるためには大切な文書なのです。

2.終活ノートに書いておくべき事柄

自由に書くことができるぶん、終活ノートに書き込める事柄も多岐にわたります。
ここではその中でも、多くの人に必要となる項目について説明します。

2-1.自分自身に関すること

終活ノートへは初めに自分自身の事柄に関することを記入しましょう。

書き込む内容としては、自分自身についての基本的な情報に加えて、奥様やお子様との思い出、住んでいた場所などの思い出、幼少期からの年代ごとの自分の思い出などがあげられます。

今の自分についての事柄や現在に至るまでのさまざまな思い出について、具体的に記載してみましょう。

2-2.財産の扱いに関すること

次に、あげられるのが、財産の扱いに関する事柄です。

自分にはどのような財産があるのか、そして、それらの財産をどのように分配してほしいのかを具体的に記しておくと、亡くなった後で財産の分配をスムーズに進められるようになります。

第三者に預けているなど、遺言書の場所をきちんと伝えていないのであれば、その詳細も必ず記載するようにしましょう。

また、相続が発生した際には、遺言書に書かれた遺産分割の内容に納得がいかないケースが生じる可能性があります。
遺産分割の内容について終活ノートに細かく記しておくと、納得して相続ができる可能性が高くなり、相続人同士のわだかまりを緩和することもできます。

2-3.葬式に関すること

葬儀に関する事柄も、終活ノートに記しておくべき項目です。
お葬式の形式や費用について、希望があれば終活ノートに記しておきましょう。

また、ノートに親戚や友人関係について具体的に記しておいて、その中でお葬式には誰に来てほしいかを記載することも、遺された人のための大事な配慮となります。

葬儀と同様に、お墓についての希望を伝えておくことも大切です。

2-4.各種契約に関すること

また、携帯電話やインターネット、その他に何かしらの会員となっているのであれば、それらの契約解除のお願いもしておきましょう。

2-5.ペットに関すること

最近では、ペットを飼っている高齢の方もたくさんいます。
何かあった後にペットが困らないように、ペットの扱いについて希望を伝えることも大切です。

2-6.医療・介護に関すること

病気などによって意思表示ができなくなってしまう可能性もあります。
そういった場合に備えるために、どのような介護や治療を受けたいか、逆に受けたくないのかも、終活ノートに記しておきましょう。

3.終活ノートを作成する上での注意点

終活ノートには法律的な制約はありません。
しかし、遺された人たちに自分の気持ちをはっきりと伝えるために、守っておいてほしいポイントが存在しています。

終活ノートを作成する際には、少なくとも以下の点には注意してください。

3-1.家族に保管場所を伝えておく

せっかく終活ノートを記載しても、いざという時に遺された人のもとにノートがなければ意味がありません。
大切に保管したいという思いから、あまり多くの人にノートの場所を伝えたくないと考えるかもしれません。
それでも、身近な家族にだけはきちんと保管場所を伝えておくようにしましょう。

3-2.手書きで記入する

終活ノートを記載する際には、なるべく手書きで記入することをおススメします。
記入の際には、鉛筆ではなく、ボールペンか万年筆でしっかり記入しましょう。

最近ではパソコンで終活ノートを作成したいと考える人もたくさんいますが、パソコンではデータが消えてしまう可能性があります。
パソコンで作成した終活ノートのデータをプリントアウトした場合は、それぞれのページがバラバラにならないようにしっかりまとめておきましょう。

4.まとめ

終活ノートは遺言書のように厳しい制約がなく、自分の意思を細かい所まで、望み通りに伝えやすいことが大きなメリットとなっています。
大切な人に自分の意思をはっきりと伝えるためにも、読む相手のことを思って、丁寧な終活ノートづくりを心がける必要があるでしょう。
最後のメッセージとなる可能性が非常に高いものですので、じっくり作成していきたいですね。

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