オフショア投資をしてみたい。でもちょっとリスクが怖い…。
そのように思っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、オフショア投資のリスクとその回避方法を説明いたします。
投資についてもっと詳しく知りたい!リスクを知って安心してからはじめたい!そんな方はしっかり見てくださいね。
オフショア投資のリスクを知らずに大損!なんてことにならないようにしましょう。
1.オフショア投資の主な2つのリスク
1-1.価格変動リスク
金融商品には、価格変動リスクはつきものです。
オフショア投資は、同時に為替リスクも考えなければなりません。
1-1-1.長期投資のものを選択しましょう。
長期で投資をすると、たとえ一時的に値が下がったとしても、時間が味方をしてくれるのです。
さらに言うと、いずれ上昇する可能性もあるのでリターンになるかもしれません。
長期投資では、投資期間が長期になればなるほど、その商品の収益率は平均リターンに近づいていきます。
1-1-2.積立投資を選ぼう
積立投資は、毎月同じことを機械的に繰り返すだけで、メリットがあります。
具体的に言うと、毎月一定金額を投資していけば、価格が安いときに多く購入でき、平均購入価格が低くなるという効果があります。
これは、「ドルコスト平均法」というのですが、聞いたことがある方もいるかもしれませんね。
出典:海外投資「超」入門
1-2.代理店、IFAが倒産、廃業した場合
オフショア投資を購入した代理店が倒産してしまったり、IFAが倒産・廃業してしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。
1-2-1.回避方法その1:しっかりとした代理店、IFA選び
仮に倒産した場合、代理店はみなさんが預けた資金をそのまま預かっているわけではありませんので、資産は守られます。
依頼していた代理店が倒産してしまった場合、窓口を変え、引き続き同じオフショア投資を続けるという選択肢があります。
また、IFAは運用を任されているだけで、資産の預け入れ先ではありませんので、問題ありません。資産を管理しているのは、受託会社である信託銀行です。
信託銀行が倒産してしまった場合は、信託法によって資産が守られます。
信託銀行は信託業法第28条によって、自分の資産と信託財産を分けて管理することが義務付けられているのです。
2.その他、想定される3つのリスク
以上が主なリスクになりますが、その他想定されるリスクについては下記になります。
2-1.流動性リスク
積み立てた額を引き出したいと思った場合、すぐに現金化することができません。
また、解約をする場合、解約をしたいと申し出た日から実際に現金化されるには一定の日数が必要です。
2-2.中途解約した場合にかかる解約手数料
オフショア投資を中途解約する際には解約手数料がかかります。
また、積立の停止や減額ができるかどうかは商品によって異なってきます。しっかり確認をしましょう。
オフショア投資では、長期にわたって継続できるようにすることが肝心ですので、無理のない料金設定を心がけましょう。
2-3.休眠口座扱いになる
海外に口座を作成した場合のみですが、一定期間以上何も操作をしないと、比較的早く休眠口座扱いになってしまいます。
日本の銀行ですと、10年操作がなくてはじめて休眠口座になりますが、例えば、香港の場合ですと、わずか半年で休眠口座に認定されてしまうのです。
資金の出し入れができなくなり、引き出すには手間がかかります。
3.まとめ
オフショア投資をはじめるにあたって、リスクはありますが、それぞれ回避方法もあります。
また、代理店選びも大切です。
ライフプランをしっかりと考えてくれるパートナーを選び、長期にわたってオフショア投資をできるようにしましょう。
リスクと回避方法をしっかりと理解した上で、オフショア投資を早速はじめてみましょう。
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